旭区版 掲載号:2017年10月5日号 エリアトップへ

3R夢プラン CO2削減 達成困難 目標と大きくかい離

政治

掲載号:2017年10月5日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市がごみの総排出量削減等に取り組む「ヨコハマ3R夢(スリム)プラン」で、温室効果ガス(CO2)の削減目標が達成困難であることが分かった。市は目標とかい離している状況を受けつつも効果的対策はなく、苦慮している。

ごみ総量は漸減

 3R夢プランは、ごみのリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)を推進し、環境負荷の低減を目指す長期計画。2009年度を基準実績とし、25年度までにごみ総排出量を10%以上削減、ごみ処理に伴い排出される温室効果ガスを50%以上削減することを目標としている。17年度は14年度から始まった第2期推進計画の最終年度で、ごみ総排出量5%以上、温室効果ガス25%以上の削減が目標だ。

 16年度のごみ総排出量は122万905tで、基準実績127万5444tと比べて4・3%の削減。市の人口が増加していることや、市民1人あたりが出すごみの量が減っていることも踏まえると順調に漸減している。市資源循環局は「ごみの分別意識が定着し、市民が協力してくれている結果」と話し、第2期目標の5%以上の削減に向けて一層努力していくという。

プラ分別に課題

 一方、目標から大きく離されているのが温室効果ガスの削減だ。温室効果ガス排出量は、ごみ総排出量とリンクして減っていくと想定されていたが、16年度の温室効果ガス排出量は27・1万tで、基準実績28・2万tと比べて3・9%の削減にとどまっている。第2期目標の25%以上の削減は現実的に困難な状況だ。

 排出される温室効果ガスの約9割が、ごみ焼却時に発生しており、中でもプラスチック類の焼却が主要因。そのため同局は、家庭の燃やすごみに混入しているプラスチック製容器包装や、事業所から排出される産廃プラスチックの分別を呼び掛けるなど対策を続けている。しかし、分別対象外で燃やすごみとなるプラスチック製品も多い。現時点では同局としてその対策まではできず、効果的な削減策はないのが現状だ。

 現在、市は18年度から始まる第3期推進計画を策定中。同局は目標とのかい離を認めた上で、「達成に向け、市民や事業者の皆さんと協力して取り組んでいきたい」と話している。

旭区版のトップニュース最新6

二俣川で「重忠」情報発信

旭区

二俣川で「重忠」情報発信 文化

「大河ドラマ」放送に伴い

1月20日号

秋季神奈川大会で優勝

旭リトルリーグ

秋季神奈川大会で優勝 スポーツ

投手力と走塁力で制す

1月20日号

2年振りに新年の集い

旭区

2年振りに新年の集い 社会

コロナ対応で式典のみ

1月13日号

「期待の春に万全の準備を」

(株)横浜DeNAベイスターズ

「期待の春に万全の準備を」 スポーツ

木村社長新春インタビュー

1月13日号

4月以降は上昇傾向か

横浜市景況調査

4月以降は上昇傾向か 社会

飲食・宿泊業は厳しさ続く

1月13日号

人権作文で県最優秀賞

本宿中3年和田美珠(みたま)さん

人権作文で県最優秀賞 教育

7万5千編の中から選出

1月6日号

よこはま直葬センター(家族葬)

シンプルなお葬式でも手厚いご供養いたします

https://www.yokohama-chokuso.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月2日0:00更新

  • 12月12日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

旭区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年1月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook