神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2018年2月15日 エリアトップへ

旭区老人クラブ連合会「かがやきクラブ旭」の会長を務める 中野 文雄さん 鶴ヶ峰在住 78歳

公開:2018年2月15日

  • LINE
  • hatena

作るのは居場所と生きがい

 ○…高齢者の健康づくりや安心して暮らすための支え合い、地域での奉仕活動などに取り組む旭区老人クラブ連合会(区老連)「かがやきクラブ旭」。会員数は横浜市内18区で唯一1万人を超える。そのトップとして大所帯をまとめ、毎月さまざまな活動を展開。大人数がゆえに会場確保などでの苦労も多いというが、「参加した人たちが喜んでくれることが何より嬉しい」とはにかむ。

 ○…鶴見区出身で、25年ほど前に旭区へ。現役時代は家電メーカーの営業統括として全国を飛び回るなど仕事に明け暮れた。「定年後には趣味をやろう」と思っていたところ、友人の誘いから区老連に参加。入会後は鶴ヶ峰地区の支部長を務めるなど積極的に活動し、区老連の会長は今年で4年目を迎えた。会長になって以来、皆で歌う「うたごえ広場」や映画会、カラオケ大会など新たなイベントを開始。「かつては孤立死が多く、悲しく感じていた。高齢者が気軽に顔を出せる居場所があれば、孤立する人を減らせるのでは」。理事たちと知恵を出し合いながら、多くの人が参加できる催しを企画している。

 ○…ゴルフに絵、旅行、読書と多趣味だが、今では市老人クラブ連合会の理事も務めることから趣味の時間はなかなか取れないという。それでも絵と旅行はまとめて楽しむことができるため「暇があったら、妻と湯河原とか近場へ旅行して、ゆっくりしながら風景を描きたい」と明かす。

 ○…居場所づくりに加え、会員が「地域のために役立っている」と感じられる生きがいづくりも目的の一つ。すでに会では年に1度の公園清掃といった社会奉仕に取り組んでいるが、さらなる活動展開も見据える。「老人会のおかげで、町が良くなったと思われるようなことを増やしていきたい。それが会員たちの励みにもなる」。多くの人々が集える居場所と生きがいを作るため、これからも知恵をしぼっていく。

旭区・瀬谷区版の人物風土記最新6

寺澤 慶さん

左近山団地の学生団体「サコラボ」の代表を4月から務める

寺澤 慶さん

旭区左近山在住 22歳

4月18日

村田 浩一さん

25周年を迎えるよこはま動物園ズーラシアの園長を務める

村田 浩一さん

旭区上白根町在勤 71歳

4月11日

朝木 秀樹さん

横浜隼人中学・高等学校の校長に4月1日付けで就任した

朝木 秀樹さん

阿久和南在勤 61歳

4月4日

真山(さのやま) 英二さん

一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた

真山(さのやま) 英二さん

二俣川在住 50歳

3月28日

乾 充さん

4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する

乾 充さん

二俣川在住 60歳

3月21日

志澤 希久子さん

古着や古布をリサイクルするファイバーリサイクルネットワークの副代表を務める

志澤 希久子さん

今宿在住 85歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook