左近山で福祉活動拠点「ほっとさこんやま」を運営するNPO法人「オールさこんやま」(林重克理事長)へこのほど、電動バイク「バイクル」が無償貸与された。
これは旭区とバイクル株式会社(中区・望月宣武代表)が昨年8月に締結した「左近山団地における大学生による地域支援活動事業への協力に係る連携協定書」の一環。協定は団地再生を目的に締結されたもので、まちづくりなどを学ぶ横浜国立大学の学生が左近山団地に居住しながら地域活動に参加することでコミュニティの活性化などを目指す。
今回は同社のバイクル1台を無償貸与。大学生を含む地域住民らに貸し出して移動支援を行うほか、ガソリンを使用しないバイクルで環境を意識したライフスタイルの普及に取り組む。期間は2018年度末までで、その後は随時更新を検討していくという。
貸し出しは4月以降の開始を予定。希望者は「ほっとさこんやま」で申し込む。同社営業本部の川瀬侑加部長は「山坂が多い左近山で活用してもらい、地域活性化にも貢献できれば」とコメント。林理事長は「スピードもそこまで出ずに安全。まずは試乗してもらい、高齢者の外出機会増加につながるといい」と話した。
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