旭警察署では区内で増加の一途をたどっている「振り込め詐欺被害」防止策の一つとして3月16日、区内タクシー会社の二重(ふたえ)交通(株)(篠崎智雄社長)に協力を依頼し、同社の車両42台に犯人に警告する内容のチラシを掲示することを開始した。
チラシは旭署が作成。「特殊詐欺犯人グループの御利用をお断りさせていただきます」という文言が書かれており、犯人に犯罪である自覚を持つことを強調しているほか、被害者に対しても注意喚起を促す内容となっている。
同署・生活安全課の担当者は、「振り込め詐欺の犯人は犯行のためにタクシーを利用することが多い」とし、「これまで被害者へ啓発する内容のチラシは多くあったが、犯人に警告するものは、県下でも初めてでは」と話す。
同社の篠崎社長は「振り込め詐欺をなくすことが大切。地元の事業者として、安全安心な街づくりのために協力したい」と話していた。チラシは約半年間、車内に掲示する予定だという。
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