横浜富士見丘学園中学校・高等学校(中沢/駒嵜健校長)で5月19日、3年生22人が地域研究発表会を行った。
これは同校のキャリア教育の一環として行われているもの。生徒たちが地域の協力を得て地域探究を行い、発見した課題に対し、生徒ならではの視点で解決案をプレゼンテーションする学習。生徒たちは、鶴ヶ峰、若葉台、左近山、希望が丘の4つの街ごとにグループに分かれ、半年間かけて調査と研究に取り組んできた。
各グループはスライドを用いて発表。地域が抱える課題として、少子高齢化や交通利便性の改善、活性化へのアイデアが次々と提案された。
鶴ヶ峰をテーマにしたグループからは、自治会加入率アップの方法として、「CM作成」といったユニークなアイデアもあった。左近山の課題に取り組んだチームからは、住民人口を増やす方法として、子育て世代に着目。「林の中にアスレチックや、星や自然を観察する場所を作る」などといった、学生ならではのアイデアが発表された。
終了後、地域住民などから成る同校の社会参画推進委員会のメンバーの一人である澁谷彰久理事は「地域の課題は全国的な課題。多くのアイデアがあることが重要」とアドバイスしていた。
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