旭区版 掲載号:2018年5月31日号
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就任インタビュー 「旭区は未来への大きな転換期」 下田区長に聞く

政治

 今年度から旭区長に就任した、下田康晴(しもだ やすはる)氏=写真。本紙では就任後2カ月が経過した下田区長にインタビューを実施。旭区の印象や魅力、新区長としての思いなどを聞いた。(聞き手/本紙旭区編集室編集長・渡部賢)

 ―改めまして、自己紹介をお願い致します

 「第20代旭区長の下田康晴と申します。よろしくお願いいたします。旭区長に就任する前は、10の区と局において様々な業務に携わってきました。その中には、時勢によって影響を受けたり、大きな転換期を迎えたりした業務もありましたが、それらを乗り越えた経験は、今でも感慨深いものがあります。旭区は2019年に誕生50周年を迎えるなど、未来に向けた大きな転換期にあると感じています。これまで培った経験を生かし、より魅力と活力ある旭区へと飛躍できるよう、責任とやりがいをもって取り組んでまいります。仕事以外の話をさせていただくと、テニスが趣味です。テニスを通じて得た仲間とは居心地の良い関係で、仕事においても頼りになる存在です。職員には、職場以外でも職員同士の交流を大切にしてもらいたいと考えています」

 ―旭区の印象や魅力を教えてください

 「旭区の自治会町内会加入率は、79・7%(平成29年4月)で、横浜市の平均(74・1%)を上回っています。自治会町内会や19の連合町内会が中心となり、様々な地域活動が盛んで、旭区の大切な魅力であると思っています。区長に就任以降、旭区を支える多くの方々と出会いお話しする中で気づくことは、皆さん本当に豊かな経験や知識をお持ちだということです。それが地域の財産となっていると感じます。また、まちづくりが進展し、旭区が大きな転換期にあると感じています。昨年度開催された、全国都市緑化よこはまフェアの会場として里山ガーデンが整備されたほか、先月には、二俣川駅南口再開発ビルがオープンしました。また、19年度下期には相鉄・JR直通線、22年度下期には相鉄・東急直通線が開業の予定です。相鉄線の西谷駅から二俣川駅に至る区間の連続立体交差事業も事業化に向けた手続きなどが進められます。さらに、旧上瀬谷通信施設の土地利用の検討や国際園芸博覧会の招致に向けた取り組みも推進されます。これらのまちづくりを区局でしっかりと連携して取り組み、旭区のさらなる魅力づくりにつなげたいと思っています。また、旭区の特徴としては、支援を必要としている人が多いということがあります。これは他区と比較して、福祉施設が多いことや、障害のある方でサービスを利用されている方が1位ということから見てとれます。高齢化率としては、横浜市で24・0%なのに対し、旭区では28・6%(平成29年9月30日)と高くなっています。特に区内の大規模団地では、高齢化が進んでいます。医療・介護・生活支援など様々な課題がありますが、地域の皆様とともに、事業者や行政が連携して、地域でいつまでも暮らしたいと思える環境を作りたいです。また、作っていく力が地域にはあると思います。花と緑と水に恵まれていることも大きな魅力です。旭区は、区の中央を流れる帷子川の周辺や丘陵地を中心に、豊かな自然を有しています。帷子川の源流のひとつは、旭区内にあります。区民の皆様に水辺の清掃活動をしていただいており、夏にはアユが遡上します。四季折々の花と緑を楽しめるこども自然公園や、里山ガーデンがあるほか、よこはま動物園ズーラシアは来年、開園20周年を迎えます」

「『チームあさひ』で課題解決へ」下田区長が思いを語る

 ―就任後の第一声、職員に向けたあいさつはどのようなものでしたか

 「区役所の基本的サービスを正確・親切・丁寧に行うことが区民の皆様からの信頼につながると伝えました。区民の皆様が、これまで区役所に対して高い信頼感を持ってくださっていることが窓口満足度調査などから見てとれます。毎日の窓口対応に感謝しています。今後も、来庁される皆様を温かくお迎えし、証明書の発行などの事務手続きをひとつずつしっかりと行うこと、この積み重ねが重要だと伝えました。また、地域を担う様々な主体同士をつなぐ役割を果たしてくれることも期待しています。地域の課題解決には、地域の皆様を中心に企業や大学、行政などが協働して取り組むことが必要です。職員には、地域の様々な場面で顔の見える関係を作り、地域のつながりを維持・強化することにより、地域力を高める役割を果たしてほしいと伝えています。様々な課題には『チームあさひ』で挑んでもらいたいと思っています。日ごろから.職員の連携の輪を広げ、協力し合える仲間を作ってほしいと思います。それにより、複雑な課題も乗り越える力になります」

 ―新区長としての意気込みや目標、区民に向けたメッセージを教えてください

 「『誰もが住みたくなる、いつまでも住み続けたくなる』、笑顔と活気にあふれるまち旭区を目指していきます。横浜市では、今後SDGs(エス・ディー・ジーズ)(持続可能な開発目標)の視点を踏まえた取り組みを重視しますが、旭区では大規模団地において、コミュニティの維持・強化を目指し、住民の皆様、事業者・団体、大学、行政が相互に連携し、医療や介護・生活支援・住替のニーズ増大などの課題に取り組んでおり、SDGs達成に向けた取り組みがすでに進んでいます。さらに推進していくために、先進的な取り組みを実践している企業・大学などが旭区に集い、地域のパートナーとして活躍してくれることを期待しています。また、高齢者数の多い旭区で健康寿命を延ばすために、高齢者だけでなく40代の子育て世代に運動習慣を持ってもらうことが大切です。区民の皆様にウオーキングを推進するため、「旭ウオーキングムーブメント創生」を合言葉に、17年度からウオーキングを広めていただける人材の育成や区役所への健康階段の整備を進めてきました。今年度はこの取り組みを福祉施設などにも広げるとともに、区内の豊かな自然環境を楽しみながらまちを歩くイベントも検討中です。旭区誕生50周年記念事業も力を入れています。記念事業については、豊かな自然など旭区の魅力を再認識し、次の50年に向けて旭区の新しい魅力づくりを行う機会、また、区民一人ひとりが参画して旭区誕生50周年を祝い、新たなつながりを作る機会として実施することが、実行委員会の皆様による議論の結果決まりました。具体的な事業は、今後、随時発表していきます。最後に繰り返しとなりますが、旭区には温もりと活力ある地域コミュニティがあり、地域課題の解決に向け様々な取り組みを展開しています。この取り組みに、企業・団体、大学などの多様なパートナーが出会い、力が存分に発揮されることにより、『誰もが住みたくなる、いつまでも住み続けたくなるまち 旭区』が実現されるものと考えており、積極的に推進していきます。区民の皆様、引き続きのご協力とご支援をお願いいたします」

インタビューに答える下田区長
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