毎年5月ごろから巣作りを始めるハチ。巣が大きくなる夏を前に6月22日、旭公会堂でハチ駆除講習会が行われ、区民31人が参加した=写真。
昨年度、旭区役所に寄せられたハチに関する相談件数は347件。例年同程度から、多い年では400件を超える相談がある。同講習会では、区職員がハチの年間の活動サイクルや習性、駆除方法などを解説。参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていた。自宅に毎年、アシナガバチの巣ができるという鶴ヶ峰在住の男性(65)は「毎年、巣を家族や業者に頼んで処理している。(学んだことを受け)今度は自分でやってみようと思う」と話した。
講習会後は、ボランティアでハチの駆除行うメンバーらの今年度初の連絡会も開催された。メンバーらが昨年度駆除したハチの巣は20件。今年度はすでに2件の駆除実績がある。活動3年目の清水秀樹さん(南本宿町)は「普段、登山ガイドをしていることもあり、2年前から活動に参加しています。自分の時間がある限り貢献していきたい」と話す。ボランティアへの依頼、活動への参加の問い合わせは、旭区環境衛生係【電話】045・954・6168へ。
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