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旭区版 公開:2018年11月1日 エリアトップへ

横浜旭RC 日本語支援拠点に図書寄贈 市教委から感謝状

教育

公開:2018年11月1日

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感謝状を手にする市川会長と贈呈式の出席者
感謝状を手にする市川会長と贈呈式の出席者

 奉仕活動団体の横浜旭ロータリークラブ(以下・旭RC、市川慎二会長)が10月23日、中区にある日本語支援拠点施設「ひまわり」に図書164冊を寄贈した。同施設は横浜市教育委員会が運営しており、寄贈に対して市教委から同クラブへ感謝状が贈られた。

    ◇ ◇

 市教委が運営する同施設は、来日したばかりの児童生徒や保護者を支援する施設として、昨年9月に開設。背景には、市内で日本語指導が必要な児童生徒が2012年度から17年度の5年間で約900人(約75%)増加していることがある。児童生徒たちは学校で指導を受ける傍ら、同施設でも日本語や学校生活・制度などを学んでいる。

クラブ結成50周年記念

 旭RCでは来年度クラブ結成50周年を迎えることを記念して、今回の図書寄贈を決定。市教委の要望に基づき、日本語の学習教材や教科書に出てくる話などを題材にしたものを164冊選定した。

 同施設の図書室で23日に開催された贈呈式には、同クラブと市教委の関係者をはじめ、同施設の生徒も出席。同クラブの市川会長から図書が寄贈された後、市教委事務局の鯉渕信也教育長から市川会長へ感謝状が手渡された。

 市川会長は「来日したばかりの子どもたちや、その保護者が日本語や環境に早く慣れるよう、末永く図書を役立ててくれたら」と伝えた。鯉渕教育長は「子どもたちにとって外国での学習は大変なことだが、日本と外国の関係をよく知っているからこそ、大切にしていきたい」と話した。

 中国で過ごした経験があり、代表生徒として出席した汐見台中学校の菊池雨潔(あき)さん(1年)は「寄贈図書の中には中国に関する本も多く嬉しい。不安なこともあるが、早く日本語に慣れていきたい」とはっきりとした日本語で感謝を伝えていた。

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