「第27回旭美展」が10月24日から28日まで、旭区民文化センター・サンハートで開かれた。
同展は旭美術協会(井口由多可会長)が主催し、1992年から始まった区民の公募展。今年は約150点の作品が集まり、26作品が入賞。受賞作品などは期間中にサンハートで展示され、27日に授賞式が行われた。
旭美術協会賞には船橋愛さんの「桃の時」(油彩・F50)が選ばれた。学生時代から絵を描き、子育てを経て昨年から再び描き始めたという船橋さん。受賞作は2人の娘がモデルとなり、家族で赤レンガ倉庫(中区)へ出掛けた際の一場面を描写した。
主催者からは横浜の風景と2人のいきいきとした表情描写などが評価され、2回目の出品で旭美術協会賞に輝いた。船橋さんは「子どもたちの表情を描くのがただ楽しかった。受賞を聞いた時は本当にうれしくて感激した」と振り返り、「今後も子どもたちの成長を追って絵を描いていきたい」と語った。
同協会の井口会長は「今回は若い方の作品が旭美術協会賞をとってくれたのが大きなこと。若い世代からこれからもたくさん出品してもらえたら」と話した。
そのほかの受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽旭区長賞/高橋洋一▽サンハート賞/今井唯夫▽奨励賞/赤瀬川善夫、日下部俊之、清水健一、深津彰宏、松田登美男▽佳作賞/菊地まきよ、北村洋子、木間塚克実、久保田紀子、笹井剛、猿橋厚、田中圭子、田中芳雄、仲野晃一郎、牧野文子、三上雅之、山口ことぶき▽新人賞/濱田春恵、廣瀬喜久恵▽会友賞/宮田宣男、山口篤子▽区民賞/増田哲明、杉平陽子
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