2019年度に改定される「読書活動推進目標」策定に向けて市民意見を取り入れようと、旭区と旭図書館による「アイデア収集ワークショップ」が11月17日、旭区市民活動支援センターみなくるで初開催された。同目標は、市の条例を受けて14年度に始まった計画に基づくもの。5年間の推進期間で区の地域性に応じて目標を策定している。
同イベントには、区内で本に関するプロジェクトを実施する市民団体「旭区まちづくりポット」(沼田真一代表)が協力。同団体のメンバーや読書ボランティア、関係者など約20人が参加した。ワークショップは4〜5人を1テーブルでまとめ、テーマごとにメンバーを入れ替える手法で進行。「読書体験で思い出深いことは」「より多くの人に読んでもらえるには」「どのような読書活動があると良いか」の3テーマで自由に意見を交換した。
終了後、参加者からは「図書館にハンモックを」「学校図書館で、親が子どもを通じて本を借りられる仕組みを」など自由なアイデアが発表された。旭図書館の川俣浩一館長は「市民も交えて意見交換できたことは大きな成果」と話していた。今回出された意見は、来年2月にも開催されるワークショップで具体的に検討していく予定だという。
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