旭区誕生50周年記念事業実行委員会の委員長を務める 山岸 弘樹さん 若葉台在住 72歳
未来を見据え旭区を牽引
○…旭区が誕生してから50周年を迎える今年。区内の自治会や団体、企業などから約100人が集まる実行委員会の実行委員長として会を牽引し、区の特徴を生かした記念事業を企画中だ。「半世紀は区としても、区民にとっても大きな節目。今の状況をしっかり確認して、この先のまちの未来を皆で考えていきたい」と言葉に熱を込める。
○…福岡県北九州市の生まれで、中学1年生の頃に父の転勤で千葉県へ。就職を機に横浜へ移り住んだ。仕事では発電機器のうち主に大型熱交換器の設計や製造などに携わって全国各地や海外の発電所を巡り、68歳まで勤め上げた。若葉台へ来たのは35年ほど前。とちのき自治会発足後は現役時代から地域活動にも参加し、若葉台のために尽力してきた。単位自治会長を経て2002年からは若葉台連合自治会の会長として、地区全体をまとめる。「高齢化は進んでいるけど、住民の多くが元気で活発。最近では県外からの視察もあるほど」と誇らしげに話すほど自慢のまちだ。
○…「基本的にはスポーツ全般が好き」と明かし、かつては自治会のソフトボールチームでも活躍した。連合自治会長となってからは忙しくなり思ったようにスポーツに取り組めないが、週に1度のノルディックウォーキングや、年に数回ゴルフを楽しんでいるという。
○…16年からは区の自治会全体をまとめる「旭区連合自治会町内会連絡協議会会長」も兼務する。「困った時に『何とかして区連会(くれんかい)』と言えるような、地域の皆さんにとって近い存在にしたい」と冗談めかすが、すべては地域を良くしたいという思いから。「18区の中で一番頑張っていると自負している。これから変わっていくまちをもっと見たい」。未来を見据え、旭区を率いていく。
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