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移動式本屋を営み「横浜市読書活動推進ネットワークフォーラム@旭区」で講演した 三田 修平さん 若葉台在住 36歳

掲載号:2019年2月21日号

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”何か”につながる面白さ

 ○…17日に開催された「横浜市読書活動推進ネットワークフォーラム@旭区」で「楽しげな学校図書館を作るには会議」というテーマで講演。伝えたかったのは、「本棚を見ているだけで楽しくなるような空間づくり」だ。参加者は現場をよく知る司書が多い中、あえて”外側”から見た視点をキーコンセプトにした。

 ○…左近山出身。もともと読書はあまりしなかったが、会計士を志していた大学生時代に高杉良の経済小説『金融腐蝕列島』に出合い、本の面白さに目覚めた。「人間の営みがつまっている。本の世界の果てしなさを感じた」。会計士を志しながら、卒業後は都内の大手書店に勤務。渋谷の出版社兼書店では店長も務めた。「人が本を買うことで、新しい世界を所有する様子を見るのが楽しかった」。書店の面白さを知り、経営を考えるように。店舗形態で悩む中、子どもの頃、車に入るのを楽しみにしていた「移動図書館」を思い出した。移動式本屋に行き着き、翌12年に「BOOK TRUCK」をスタートさせた。

 ○…活動の底には「何かにつながるかもしれない」という漠然とした期待がある。「ぱっと見ただけでは分からないけれど、世界の面白さが一変する」という読書体験に通じる思いだ。書店形態に多様性が目立つ今、「どれだけ新しいものに出合ってもらうか。空間づくりや、出合う仕組みが鍵になる」と思考を重ねる。

 ○…夢は「働かずに生きていくこと」と冗談交じりに笑うが、独立当初からある目標は大学への出店だ。卒業後に勤務した書店で、本が持つ新しい世界を深く知った。「学生時代に大学図書館では選ばないような本に出合えたら、人生の選択肢はもっと広がるはず」。実現への道のりは困難も多いが、漠然とした期待を胸に前へ進む。

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