南希望が丘中学校で2月20日、赤ちゃんと交流し、生命の神秘さや命の重みを感じる「生教育」の授業が3年生約170人を対象に行われた。
同校の土田直美養護教諭が発案した特別授業で、地域の子育て支援グループや旭区の協力を得て行われており、今年で6年目。義務教育終了前の3年生に、両親への感謝の気持ちなどを感じてもらおうと行われている。今年は地域に暮らす赤ちゃんと母親・父親40組が参加した。
生徒たちは最初、緊張した面持ちで赤ちゃんを見ていたが、抱っこしたり、あやしたりすると優しい表情になっていた。男子生徒の一人は「すごく可愛いけれど、小さいのに重くて驚いた。腕も疲れると思った」と苦笑いで話していた。参加した母親は「赤ちゃんと触れ合う機会も少ないと思う。街の子にも、今日のように優しく接してくれたら」と話していた。
妊婦体験や、おむつ交換の体験もあり、生徒たちは恥ずかしがりながらも、真剣に取り組んでいる様子だった。
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