希望ヶ丘小学校(平野成昭校長)の3年生が3月5日、1年を掛けて希望が丘商店会(青井純子会長)について学んできたことを同商店会関係者や保護者らを招き発表。児童らが各店舗で体験したことやマスコットキャラクター「きぼっち」を考案したことなどが映像を通して紹介された。
「商店会を盛り上げたい」。3年生児童らの思いから始まった、今年度の総合的な学習の授業。始めに同商店会の青井会長が講師となり同校で授業を行い、その後、何ができるのかを3クラスで考え取り組んできた。
児童らは、商店会の店舗を知るために「お店体験」を実施。飲食店のメニューのイラストを描いたり、生花店でフラワーアレンジメントを手伝うなど、各店舗がどのような仕事をしているのかなどを学んだ。また、店舗の魅力を伝えるためのポスター作りのほか、商店会が毎年4月に行っているイベント「希望が丘商店会フェスティバル」のステージで使うバックボードの制作にも携わった。
5日に行われた発表会では、各クラスが1年間を通して取り組んできたことを児童らの声と映像を使い紹介。参加した保護者は「発表会の練習の様子を家では見せてくれなかったので、今日とても感動しました」と感想を話した。また、フェスティバルの実行委員長を務める鈴木昌弘さんは「感動して涙が出そうになった。子どもたちの力はすごい」と話した。
初のマスコットキャラ
これまで特定のキャラクターなどはいなかった同商店会。今回の授業の中で、児童らのデザインした「きぼっち」と名付けられたマスコットキャラクターも誕生した。「『商店会を盛り上げたい』という子どもたちの思いが、とても嬉しかった。『きぼっち』はシールにして、各店舗に貼ります」と青井会長は話す。
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