3月13日付で旭警察署の署長に就任した 佐藤 修さん 区内在住 58歳
安全・安心を地域と共に
○…署長として警察署に勤務するのは、旭区が2カ所目。就任にあたり、仕事をする上で大切にしている「信義誠実」という言葉を署員らへ伝えたという。「相手の期待を裏切らないように行動する。それは署員に対しても、区民の皆様に対しても同じ」。信念を胸に職務に向き合う。
○…出身は秋田県。中学生の頃に、事件のニュースで機動隊の活躍を見て警察官を志した。高校卒業後に神奈川県警察へ進み、これまでに刑事部や管理部などの部署で勤務。直近では刑事部科学捜査研究所の所長を経た後、瀬谷警察署で署長を務めた。さまざまな部署で勤務したが、どこにいても警察官としてやるべきことは「安全・安心に暮らせる地域社会を作ること」。務めを全うするために、日々全力を尽くしてきた。
○…前任地の瀬谷署で初めて署長を経験。警察署は本部と比べて地域との距離も近く、多くの地域住民と接する中で「地域の人々に支えられている」ことを実感したという。約1年半の瀬谷署での勤務を「同じ事件、同じ事故はなく、毎日毎日変化があった」と振り返る。旭区は前任地と隣接するが、これまで縁がなかったことから「まずはしっかり地域を回りたい。各地の状況をしっかり見て、柔軟に対応していきたい」。地域の実態に合わせた対策をするため、必要な対策の見極めから行っていく。
○…今年は皇位継承に関する行事やアフリカ開発会議、ラグビーワールドカップなど大きなイベントが続く。より良い治安を守るためには、地域の協力も必要となることから、「不審者などの情報は気軽に寄せてほしい。住民の皆さんと協力して、地域の安全・安心をつくっていきたい」。地域の声に耳を傾け、治安維持に努めていく。
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