若葉台で活動するシニアのソフトボールチーム「若葉台マスターズ」(峰松三四男会長)が、今年秋に開催される「第33回全日本シニアソフトボール大会」と「第32回全国健康福祉祭和歌山大会」の2つの全国大会への出場を決めた。同チームが全日本シニアに出場するのは初めて。
60歳以上の選手が対象の全日本シニアソフトボール大会へは、6月16日と23日に開催された神奈川県予選会で優勝を果たし出場権を獲得。県内の強豪10チームが参加した大会で、同チームは初戦から優勝候補の大和ファルコンと対戦した。河野良二監督のもと、メンバーは強い結束力で立ち向かい10対1のコールドゲームで5回終了時に決着。
続く準決勝の大和クラブとは5対4、決勝のシニア厚木クラブには先制攻撃で初回に10点を得点し、10対8で勝ち抜いた。峰松会長は「最大の難敵である大和ファルコンに初回で勝てたことで勢いづき、結果につながった」と振り返る。
「ねんりんピック」と呼ばれる全国健康福祉祭への出場は、5月5日と12日に行われた横浜市予選会で優勝したことで決定。同チームは4年前の2015年にも同・山口大会に出場しており、今回が2度目の出場となる。同大会はより多くのチームを参加させたいという市の内規により、一度出場すると3年間は参加資格を失う。同チームは今年に入り新メンバーも加わり、市予選の3試合を大差で快勝した。
週3日朝練続け
若葉台の日向根公園を活動拠点にし、55人のメンバーが在籍する同チームの最年長は83歳。週3日、朝7時から9時30分まで日々練習を重ねている。同地区では一般男子のソフトボール9チームが活動しており、年間を通して互いに試合を行っているという。峰松会長は「日々の練習が健康のたまもの。高齢化率が高い地域だが、スポーツが盛ん」と話す。
全日本シニアは今年10月に徳島県、ねんりんピックは11月に和歌山県で開催される。峰松会長は「1年に2つの全国大会に出場できるのは夢のようなこと。一戦一戦勝ち進み、頑張りたい」と全国への意気込みを語った。
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>