鶴ヶ峰付近で討ち死にしたとされる鎌倉時代の武将・畠山重忠をしのぶ慰霊祭が6月22日、薬王寺(鶴ヶ峰本町)で開かれた。
命日であるこの日に毎年同寺で開かれており、地域住民や区内選出議員など約90人が参列した。同寺の喜田孝彦住職をはじめ、保土ヶ谷・旭区仏教会の住職が読経する中で、参列者たちは順番に焼香。また、鶴詠会による和讃や旭扇会による踊りが奉納され、参列者全員でしのんだ=写真。
旭区観光協会の佐々木明男会長は「没後814年となるが、ここまで慰霊祭が行われることはなかなかないと思う。旭区ゆかりの誉れ高い武将として、今後も慰霊を続けていきたい」と話した。
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