里山ガーデン(上白根町)を期間限定で公開する「秋の里山ガーデンフェスタ」(横浜市・横浜市緑の協会主催)が9月14日(土)から行われる。園内で整備が進む、常設のアスレチック施設「フォレストアドベンチャー・よこはま」も同日から利用がスタート。8月1日から予約が開始された。
里山ガーデンは、よこはま動物園ズーラシアに隣接する場所で「横浜動物の森公園」として整備が進められる予定地の一部。2017年に開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」(緑化フェア)の会場として整備され、現在は春と秋の年2回、期間限定で一般に公開されている。
50周年祝う大花壇
秋の里山ガーデンフェスタは9月14日から10月14日(祝)まで開催される。これは花と緑に親しむイベント「ガーデンネックレス横浜2019」の一環。市内最大級約1万平方メートルの大花壇には、サルビア・ジニア・コスモス・コキアなどを植栽。今年区制50周年を迎える旭区・瀬谷区・緑区・港南区や、よこはま動物園ズーラシア開園20周年を祝う花の丘がイメージされている。そのほか、低木を動物の形に刈り込んだ約20体のオブジェ・トピアリーも新たに登場する。
また、横浜の花と緑をPRするアンバサダーを務める、タレントの三上真史さんのワークショップも9月15日(日)に開催される。申し込み方法などは、ガーデンネックレス横浜HP(https://gardennecklace.city.yokohama.lg.jp/)へ。
市内初のPark―PFI
市は里山ガーデンの整備に民間の資金やノウハウを活用する、公募設置管理制度(Park―PFI)を市内で初めて導入。公募で選ばれた(有)パシフィックネットワーク(東京都渋谷区)が整備を進めている、アスレチック施設「フォレストアドベンチャー・よこはま」の利用も9月14日から始まる(予約は受付中)。同施設は里山ガーデンの公開終了後も常設される。
同施設は緑化フェア開催時にも設置されていた。前回ファミリー向けコース(3種)だけだった施設は、大幅にスケールアップ。大人向けコース(4種)・ファミリー向けコース(4種)・キッズ向けコース(3種)が楽しめる(料金はコースにより異なる)。また、ベビーカーや車いすでも楽しめる、無料のコースが設置されるほか、来年3月には、MTB(マウンテンバイク)を楽しめる総延長1・5Km〜2Kmのコースも設置される予定だ。市環境創造局の担当者は「花だけでなく、家族で楽しめる施設になります。ぜひご来園を」と話す。また、フォレストアドベンチャーのスタッフは「里山ガーデンが賑やかになり、地域の活性化につながれば」と話した。問い合わせは、里山ガーデンフェスタは【電話】045・671・2629、フォレストアドベンチャー・よこはまは【携帯電話】090・4750・0720へ。
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