今年10月1日(火)に区制50周年を迎える旭区。節目の年を盛り上げるための取り組みを進める「旭区誕生50周年記念事業実行委員会」(山岸弘樹委員長)が8月27日、式典前の最後の全体会を旭公会堂で行った=写真。委員らを前に、事業の進捗状況の確認などが行われ、改めて50周年に向けて機運を高めた。
旭区は1969年に保土ケ谷区から分区して誕生した。分区当初、約14万人だった人口は約24万5000人(2019年1月1日現在)に、3・1%だった高齢化率は29・6%(同)になるなど、街の成熟化は進んでいる。また、昨年4月に二俣川駅南口地区再開発事業で商業施設「ジョイナステラス二俣川」が完成。今年11月30日には、相鉄・JR直通線が開業するほか、2022年度下期には相鉄・東急直通線の開業も予定されているなど、街は大きな変化の時期を迎えている。
旭区誕生50周年記念事業実行委員会の全体会は今回で5回目。これまで各部会で様々な検討が重ねられており、当日は「記念式典・祝賀会」(10月19日(土))や「旭ふれあい区民まつり」(10月20日(日))の概要のほか、「旭ズーラシア駅伝」(2020年1月25日(土))にシドニーオリンピック銀メダリストのエリック・ワイナイナ氏がゲストランナーとして参加することなどが報告された。山岸委員長は「各部会で様々な検討をしてきました。子どもたちの思い出に残り、旭区の魅力や旭区民でよかったと実感できるようにしたい」と思いを語った。また、下田康晴旭区長は「式典まであとおおよそ1カ月。皆さんのご協力で順調に進んでいます。10月は式典などお祝いの事業が目白押しです。よい50周年を迎えられるように頑張っていきたい」と話した。
あさひくん絵本発行も
旭区マスコットキャラクター・あさひくんを主人公にした絵本「あさひくんのさがしもの」がこのほど完成した。旭区の魅力発信や旭区へのふるさと意識の醸成などを目的とした記念事業の一つ。予約開始は9月11日(水)(午前8時45分〜)から。1冊800円(税込)。予約販売数は200冊(特典付き)。そのほか、区民まつり会場でも一般販売される(限定100冊で予約特典無し)。問い合わせは旭区役所生涯学習支援係【電話】045・954・6095へ。
こども自然公園で流鏑馬祭
こども自然公園(大池町)を会場に行われる「小笠原流 流鏑馬祭」(旭区誕生50周年記念事業 小笠原流流鏑馬祭実行委員会主催)の概要も明らかになった。これは旭区誕生50周年記念事業実行委員会認定事業の一つ。開催日は10月27日(日)。観覧無料。要事前申し込み。椅子席500人・自由席1200人(抽選)。申し込みは往復はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・観覧希望人数(1枚で2人まで)を記入し、〒241-0031 旭区今宿西町472 流鏑馬祭実行委員会「流鏑馬祭観覧募集」係へ。9月27日(金)必着。詳細は同実行委員会【携帯電話】090・2755・6740(月曜から金曜の9時〜17時)、【URL】 https://yabusamematsuri.com/へ。
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