自分たちの企画で地域を盛り上げ、左近山を元気にしたい--。そんな思いから左近山地域で企画されているイベントが「サコノミ」だ。10月26日にも左近山ショッピングセンターを会場に開催され、団地の住民を中心に多くの人々が集まった。
「サコノミ」はビアガーデンをイメージし、同商店街内の店舗が提供する焼き鳥や刺身などのおつまみを味わいつつ、お酒を飲みながら参加者同士が交流する。企画・運営を担うのは旭区の団地再生事業の一環で左近山団地に居住する横浜国立大学の学生たち。昨年度から始まった企画は地域住民からも好評で、26日で5回目を迎えた。
季節に合わせたメニュー提供
当日は同商店街内の交流拠点「ほっとさこんやま」前に机と椅子が並び、午後4時頃からスタート。今回は肌寒くなってきた季節に合わせておでんと熱燗も用意し、企画した大学生たちのグループ「サコラボ」メンバーや同大の学生合計13人が参加者をもてなした。3月まで同団地で暮らし「サコノミ」をスタートさせた小山晴也さんは「自分たちの頃と比べて規模も質も上がっている。若い世代も増え、これからの取り組みを考えるとワクワクする」と期待を寄せる。
大学生の活動拠点・ほっとさこんやまを運営し、共に活動を展開するNPO法人オールさこんやまの林重克理事長は「少しずつ段取りもよくなってきた。続けていってこれまで以上に輪を広げてほしい」。次は12月14日(土)に予定。「サコラボ」メンバーの藤澤太朗さんは「住民の方々にとって左近山が”ふるさと”になるように活動を続けたい」と話している。
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