旭区誕生50周年記念賞を受賞した船橋さん（左）と家族
「第28回旭美展」が11月３日まで、旭区民文化センター・サンハートで開かれた。
旭美術協会（井口由多可会長）が主催し、１９９２年から開催されている同展。28回目の今年は１１２点の作品から、27作が入賞。授賞式は２日にサンハートで行われ、受賞者に賞状が授与された。
今年は旭区制50周年を記念して旭区誕生50周年記念賞が特別に設けられ、「Ｄｒｅａｍｉｎ’Ｚｏｏ」という作品で船橋愛さんが受賞。同作では50周年にちなんで区内のよこはま動物園ズーラシアをイメージし、動物と２人の娘が戯れている様子を表現したという。昨年の旭美術協会賞に続き２年連続の受賞となった船橋さんは「ズーラシアは子どもたちといつも楽しんでいる場所。今回も賞をいただきすごくうれしかった」と話した。
田中さんに美術協会賞
旭美術協会賞には田中圭子さんの「華火」が選ばれた。紫陽花と花火を合わせたイメージで描いたという同作。田中さんは「たくさんいい絵がある中で、選ばれてびっくり。満足いく作品だったので、賞をいただき感謝しています」と喜びを語った。
旭美術協会の井口会長は「各受賞作にはテーマ性があり、今年も良い作品が集まってよかった」と総括した。
そのほかの受賞者は次の通り（敬称略）。
▽旭区長賞／久保田紀子▽サンハート賞／田中芳雄▽奨励賞／有賀康治、木間塚克実、深津彰宏、南一郎、宮崎和子▽佳作賞／小野寺伸次、北村洋子、日下部俊之、瀬戸眞明、長澤多喜子、濱田春恵、廣瀬喜久恵、松田登美男、三上雅之、森下純行、柳久子、吉永美代子▽新人賞／澤口一枝、成瀬弘子▽会友賞／伊藤幸二、北村時夫▽区民賞／清水健一、田中タマ子
旭美術協会賞に輝いた田中さんと作品
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