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旭区版 公開:2020年6月4日 エリアトップへ

旭消防署長に就任した 古屋 明弘さん 緑区在住 54歳

公開:2020年6月4日

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区民も署員も守り抜く

 ○…今年度から新たに旭消防署の署長に就任。長年現場で培ってきた経験を生かし、チームの先頭に立つ。「区民の皆さんを守り抜くため、署員一丸となって訓練を重ねていきたい」と、まっすぐな視線で語る。

 ○…横浜で生まれ育ち、高校時代からラグビーに熱中するラガーマン。消防の道へ進んだのは、高校時代の恩師の勧めがきっかけだった。救助隊としての経験が長く、現場への出動は通算2000回以上。困難な現場も数多くあったが、「『ありがとう』という感謝の言葉のおかげで、次の現場も頑張れた」。前任地は横浜市消防局警防部警防課で、現場で活動する消防・救急隊の統括的な役割に従事。横浜も会場となった昨年のラグビーワールドカップでは会場周辺の特別警備にあたり、大会の成功を陰で支えた。

 ○…自他ともに認めるラグビー好きで、消防局のラグビー部の部長。さらに、週末には地元の「グリーンクラブラグビースクール」で子どもたちを指導している。昨年のワールドカップは仕事で関わっただけでなく、ラグビーファンの一人としてもチケットを買って観戦。会場で熱狂を体感し、「ラグビーのチームのために徹するところは、仕事にも通じること。改めてラグビーの良さを感じた」。

 ○…現場は危険と隣り合わせのため隊員が亡くなる事例もあるが、「区民ファーストだが、現場に従事する署員の命も同じように大切」ときっぱり。その思いを胸に消防局が現場の隊員を守るために作った「救難活動マニュアル」の製作に携わり、同書は昨年に全国向けに出版された。「殉職は決して美談ではない。同じ仲間を守るためにも責任を果たしたい」。区民はもちろん、署員も守るために力を尽くす。

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