(PR)
商店街が通学路に 児童の安全考慮して変更
地域の中に小学校と中学校、特別支援学校、保育園などがある左近山団地。地域では子どもたちの安全に向け、日頃からさまざまな話し合いが行われている。敷地を管理するUR都市機構とも協議が進められ、左近山小学校では今年度から通学路を変更した。
◇ ◇
笑い声が響きわたる商店街――。「子どもたちが通ることで明るい雰囲気になってありがたい」と話すのは左近山ショッピングセンターの青木栄一会長だ。通学路の変更により、今年度から小学校の向かいにある商店街・左近山ショッピングセンターが新たに通学路に加わった。登下校時には300人以上の児童が商店街を通り、学校や自宅へと向かう。
ガードレール新設
変更のきっかけは歩道にガードレールが新設されたことだった=右写真。一部途切れていた部分に設置されたことで安全の目途が立ち、今年度からルート変更に踏み切った。変更によって児童が交通量の多い交差点を横断する回数が減った上、”地域の目”が多い商店街を通ることでの安全性も期待される。
新型コロナウイルスの影響で、新ルートでの通学はまだ1カ月ほど。「話し合いを重ねて安全確保に努めたい」とスクールゾーン対策協議会の会長を務める左近山連合自治会の林重克会長。長谷川利恵校長は「地域の方の見守りは本当にありがたい。今後は新たな形での学援隊も検討したい」と話す。
UR都市機構
|
|
|
|
|
|