新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から運休していた「左近山おでかけワゴン」が、本日7月2日から運行を再開する。
高齢者を中心に左近山地区での住民の移動を支援するために、2017年9月から取り組みが始まったおでかけワゴン。NPO法人オールさこんやま(林重克理事長)を中心に左近山地域ケアプラザ、左近山地区社会福祉協議会、UR都市機構など、地域に関わる人々が協力して運営している。
現在は毎週木曜日に地区内各地に設けられた17カ所の停留所を巡って5便が運行している。会員登録(1口千円から)をすることで1年間利用できる仕組みだ。
コロナで運休4カ月
今年は新型コロナウイルスの影響を受け、利用者や運営するボランティアスタッフらの安全を考慮して2月末から運休となっていた。結果的には4カ月もの長期間運休したが、ボランティアスタッフの一人は「住民の方々も今は外出を自粛するべきだし、仕方がないと理解してくれた」と振り返る。
5月下旬に緊急事態宣言が解除されてから再開へ向けた話し合いなどが行われ、ボランティアスタッフらの体調を含めて準備が整ったことで本日からの再開となった。利用に制限は設けないが、消毒や換気などに注意を配って運行していく。林理事長は「注意しながら外出にご利用いただければ」と話している。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|