市資源循環局「省プラ生活」を発信SNSで企業の取組 紹介
プラスチックごみによる海洋汚染が世界規模で深刻化する中、横浜市は昨秋、「よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム」を策定。プラスチック対策を進める一環として、プラごみ削減につながる取り組みをSNS上で発信している。
コロナ禍でプラごみ増
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛要請以降、家の片づけやテークアウト需要が増えたことでプラスチックごみは増加傾向にある。緊急事態宣言の解除を受けて経済活動が徐々に再開する中、市資源循環局はフェイスブックページ「ヨコハマ省プラスタイル」を開設。日々の暮らしの中から環境問題を考えることで、「省プラ」をライフスタイルに取り入れてもらう。
100%リサイクルのペットボトルやデザイン性に富んだマイバッグ、バイオマスプラスチック製のレジ袋など、プラごみ削減につながる商品や容器包装、技術、サービスなど、企業の取り組みや製品を紹介。省プラの意識を市民に広げることで、個人レベルの取り組みにつなげていくことが狙いだ。
プラスチックは焼却時の温室効果ガス排出や海洋汚染につながるといった問題が指摘されていることから、メーカーや販売業者は紙や木などの代替素材を使った商品や再生プラスチックを有効活用した製品などの開発・販売を加速させている。
新市庁舎が本格始動JR桜木町駅に新改札
横浜市役所新市庁舎が6月29日、全面供用を開始。これまで複数の建物に分散していた各部局は22日までに引っ越しを終え、集約された。地上32階建てで、1・2階には商業施設「ラクシスフロント」が入居しているほか、庁舎外周には明治・大正時代の遺構を展示、また大岡川沿いにプロムナードも整備された。
これに伴い、JRの桜木町駅新改札がオープンし、新市庁舎を結ぶ歩行者専用の「さくらみらい橋」も6月25日に開通している。さくらみらい橋は、全長約232m。桜の名所、大岡川に掛かることや未来へのイメージから公募で名称がつけられた。
同日には改札直結の商業施設「CIAL桜木町ANNEX」と「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」がオープン。「CIAL―」には横浜ならではの5つの専門店(ミートダイニング、洋食屋、ベーカリーショップ、スイーツショップ、バー)が集まるフードホール「KITEKI」やスーパー「成城石井」などが出店した。
「鉄道発祥の地」にちなみ、実物の110形蒸気機関車や再現された客車、ジオラマなどが楽しめる「旧横ギャラリー」も併設している。
改札からはさくらみらい橋を経由して北仲通地区に行けるほか、線路を挟んだ歩道橋を使えば野毛方面へ。大岡川をまたぐ既存の歩道橋からは関内エリアに行くこともでき、回遊性向上につながりそうだ。
新市庁舎周辺では新型コロナウイルス感染症の影響で一部店舗のみが先行オープンしていた商業施設「北仲ブリック&ホワイト」が6月25日に正式開業している。
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