市政報告【15】 地域課題にチャレンジ 横浜市会議員 木内ひでかず
私は令和元年度決算特別委員会の局別審査で、国際局及び道路局の審査に登壇しました。国際局ではICT等を活用した多言語対応能力強化、姉妹友好都市交流、国際平和など、道路局では連続立体交差事業、帷子川河川改修、地域交通サポート事業、バリアフリー化など計14項目の質問を行いましたが、今回は3つのテーマを掘り下げて報告します。
連続立体交差事業(鶴ヶ峰駅付近)
本市では相鉄本線の星川・天王町間に続き、鶴ヶ峰周辺の連続立体交差事業を進めています。同事業は、踏切に起因する渋滞解消等の効果があると同時にまちづくりの基盤をなすものでもあります。線路跡地の活用について質問したところろ、『地下化のメリットを活かして有効利用を図るため、区や関係局と連携し、相模鉄道株式会社へ働きかけを行う』との答弁を得ました。
姉妹・友好都市交流
本市には8つの姉妹友好都市があり、行政による相互訪問のほか、友好委員会をはじめ市民同士の様々な交流事業が活発に行われています。3月には、その一つである上海事務所を通じ、国内の深刻なマスク不足を受け、上海市政府の協力もあり大量のマスクを調達することができました。
バリアフリー化(三ツ境駅周辺)
本市では各区の主要な駅周辺について、バリアフリー法に基づく基本構想とその実行計画である道路特定事業計画を策定し、バリアフリー化に取り組んでいます。三ツ境駅周辺も基本構想によるバリアフリー化は進められていますが未だ完全なバリアフリーではなく、具体的には駅から北口バスターミナルへの経路が遠いという課題があり、北口と南口にある上りエスカレーターに加え、下りエスカレーターを整備して欲しいとの声もあります。今後、上瀬谷の開発を契機に三ツ境駅のバリアフリー環境の向上を再検討する必要があり、北口のエレベーター新設や下りエスカレーターの設置を要望しました。
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![]() 遠山きよひこ衆議院議員(中央)、おのでら慎一郎県議と鶴ヶ峰を視察
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横浜市会議員 木内ひでかず
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2021年2月25日号