上白根町のよこはま動物園ズーラシアなどを管理する公益財団法人横浜市緑の協会の新聞広告がこのほど、中日新聞社広告大賞で「読者が選ぶ東京新聞広告賞 部門賞」を受賞した。同協会の広告が賞を受賞するのは初めて。
11回目を迎え、読者が日常の視点で新聞広告を評価することが基本理念の同大賞。今回は昨年4月1日から今年3月31日までに中日新聞社が発行する中日新聞、東京新聞、中日スポーツ、東京中日スポーツに掲載された広告が対象とされた。
同協会の受賞作はズーラシア、野毛山動物園=西区=、金沢動物園=金沢区=の3園で実施したイベント「よこはま夜の動物園2019」の広報活動の一環で、昨年8月に出稿。イラストレーターのサクマユウコ氏がデザインした。読者からは「夜の動物園の不思議が絵本のようなイラストによく表れている」、「足を運びたくなる作品」といった評価を受け、小型広告の部での受賞となった。
同協会によると、出稿した広告が賞に選ばれたのは初めて。担当者は「動物園の魅力が伝わったようでうれしく思う。引き続き動物園へ足を運んでもらえるようにしていきたい」と話した。表彰盾は25日(日)までズーラシア内のアマゾンセンターで展示されている。
入園予約、平日不要に
入園整理券の発券による事前予約制を導入していたズーラシアだが、今週19日からは平日の予約が不要になった。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、9月7日から同園で初めて導入した予約制。国のイベント開催制限の緩和や予約制を導入しての来園状況などを考慮した結果、平日のみ不要とする判断に至ったという。あわせて5千人程度に制限していた1日の入園者数は、8千人程度に拡大。土日祝日は北門からの入出園も可能にすることで来園者の分散化、混雑緩和などを図る。
なお、土日祝日の入園には従来通り事前予約が必要となる。予約は当該日の前週月曜日9時から、同園ホームページや専用電話番号(【電話】045・959・1707/9時〜16時)から受け付ける。
久保良法副園長は「より多くのお客様にご来園いただけるようになり、とてもうれしく思いますす」と話し、入園口での消毒や園内でのソーシャルディスタンスの確保、手洗い・マスク着用などは引き続き協力を呼び掛けていくという。
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