さちが丘小学校(中澤道則校長)は11月10日、地域の農家から借りている畑でサツマイモの収穫を行った。
これは体験を通じて食糧生産に携わる人の苦労や収穫の喜びを学ぶ「育てて食べようプロジェクト」という同校独自の取り組み。学校の隣にある畑を地域の農家から借り、2年生向けの食育の取り組みとして行われている。
学校は新型コロナウイルスの影響で4・5月が休業となったが、分散登校で再開した6月に苗の植え付けを実施。その後、水やりなどを重ねて無事に収穫を迎えた。収穫には2年生の児童と教諭のほか、PTAや協力する農家の杉山英幸さんが参加。児童たちは説明を受けると並んで一斉にサツマイモを掘り起こし、「でっかいのとれた」「たくさんついてる」と喜んでいた=写真。
収穫したサツマイモは、11月27日の給食で全学年に提供される予定だという。杉山さんは「いいお芋ができていて、量もとれたのでよかった」と安堵の様子。中澤校長は「畑を貸してくれたり、土づくりをしてくれたり、地域の方の協力があったおかげ。地域の方への感謝の気持ちをもって全校の皆でいただきたいと思います」と話した。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|