JRや私鉄各社で終電時刻の見直しが相次いでいる中、相模鉄道(株)も2021年春のダイヤ改正で終電時刻の繰り上げを行うことが11月19日、同社から発表された。
発表によれば、終電繰り上げは線路や施設の保守・点検といった安全対策時間の確保や、作業員の人材確保と働き方の見直し、新型コロナウイルス感染拡大を契機に深夜時間帯(午後11時以降)の輸送人員がコロナ前の約60%に留まっていることなどが理由。
具体的な繰り上げ時間は、相鉄いずみ野線の二俣川〜湘南台間の場合、下り線が約15分、上り線が20分程度。相鉄本線は横浜〜二俣川間で横浜駅発の下り線が15分程度、上り線は約20分。二俣川〜海老名間では下り線が20分程度繰り上げとなるが、上り線は繰り上げない。また、始発時刻の繰り下げは今回各区間とも実施しないという。
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