万騎が原中学校陸上部男子が、12月5日(土)に茨城県で開かれる関東大会に出場する。神奈川県大会では4位に入り、9年ぶりの関東進出となる。また、女子では今宿中学校の山村心弥(みや)さんが県大会で区間賞を獲得。県の舞台で旭区勢が活躍した。
金沢区の海の公園周回コースで11月7日に開催された県大会。男女ともに上位4校が関東大会へ進む中、万騎が原中男子が1時間5分41秒の4位でゴール。最後の枠を勝ち取った。
藤尾さんが快走
1区の熊本瞳人さん(3年)からスタートした万騎が原は、エース区間・2区の藤尾岳穂さん(3年)が区間賞の快走で先頭に立ち、流れを作った。その後は小木曽律さん(2年)、松浦巧馬さん(3年)、秦伊槻さん(2年)、大高岳士さん(3年)と襷をつなぎ、最後まで4位以内を維持。2011年以来、9年ぶりの関東出場を決めた。
市・県の両大会で区間賞の活躍を見せた藤尾さん。県大会では昨年から一度も勝てなかった豊田中=戸塚区=の選手に初めて勝てたこともあり、「ずっと負けていた相手だったから、めちゃめちゃうれしかった」と喜びを語る。
県大会では川名大地さん(3年)がけがで走ることができなかったが、「3年生5人で関東大会を走る」と目標を掲げ、チーム一丸となって練習に励んできた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国大会は中止が決まっているが、「初めての関東でどれだけ戦えるのか、チーム・個人としても楽しみ」と藤尾さん。チームの力を合わせ、各都県大会を勝ち抜いた強豪に挑む。
今宿・山村さん区間賞
一方、女子では今宿中学校の山村さんが1区で区間賞に輝いた。今宿中女子としては2年連続の県大会で、チームを鼓舞する走りを見せた。
個人では今年、県大会の1500mを制した山村さん。10月の市駅伝大会は「チームで県大会出場、個人で区間賞」を目指して挑み県大会出場は果たしたが、区間3位と悔しさを味わった。
その悔しさをばねに臨んだ県大会。1区を任され、3Kmを10分11秒で念願の区間賞に輝いた。「10分を切れなかったけど、1位をとれてうれしかった」と山村さん。「高校ではもっと大きい舞台に立てるように、頑張っていきたい」と前を見据えた。
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