旭区薬剤師会(日向彰会長)が、5月17日から始まる高齢者を対象とした新型コロナウイルス感染症のワクチン集団接種に備え、薬剤の調製方法を学ぶ実技研修会を4月14日に実施した。
今回の接種では、ワクチンの原液に生理食塩水を加え適量に薄める希釈をしてから、接種用の注射筒に詰める充填作業を薬剤師らが担っている。
この日は、同会所属の薬剤師23人が参加。コロナワクチンの調製経験のある薬剤師の実演を受け、清潔さを保つ方法や注意するべき点などを教わったあと、練習用の液体を使い本番さながらの緊張感で調製を行った。また、注射器を扱い慣れた看護師も同席し実技指導にあたった。
日向会長は「日頃から注射器を扱っている薬剤師は一部。住民の方々のコロナ対策に貢献できるよう、研修の機会を設けた」と話した。
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