横浜市スポーツ協会は4月30日、横浜ラポール=港北区=で「ドリームアスリート認定式」を開催。旭高校在学で瀬谷区出身の日向楓さんと、同区出身の齊藤元希さんがドリームアスリートに指定された。
障がいのある子どもたちが夢や希望を持ってスポーツ活動に参加できるよう創設された「横浜こどもスポーツ基金」の一環。これまでに、各団体への助成や普及イベントの開催を行ってきた。今年度は、横浜から世界で活躍するパラアスリートを輩出しようと、ドリームアスリートプロジェクトを始動。指定された選手は、競技にかかる費用の支援やトレーニングサポート等を受けられる。
日向さんは競泳(両上肢欠損)、齊藤さんは車いす卓球で国際大会の出場経験もあるなど、高い実績が評価された。式典では、同基金で幹事を務める高橋寛さんから記念品を手渡され、「楽しみながら全力でやっていきたい」と日向さん。齋藤さんも「素晴らしい機会を頂いた。より一層努力して精一杯活動したい」と活躍を誓った。同協会の担当者は「ドリームアスリートの先駆者として世界で活躍し、障がいのある子どもたちに夢や希望を届けてほしい」と期待を寄せる。
今後、日向さんはジャパンパラ水泳競技大会(横浜国際プール)、齊藤さんはスロベニアオープンに出場予定。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>