旭区薬剤師会(日向彰会長)は旭警察署(本城宏一署長)と協働して、特殊詐欺への注意喚起を目的とした啓発グッズの配布を行っている。
旭区は昨年の統計で65歳以上の人口が横浜市内で1位となった高齢者が多く住むまち。特殊詐欺は特に高齢者が被害に遭いやすく、旭区内でも70代以上を中心に件数が高まっている。薬局は高齢者が多く訪れるため注意喚起の場に適していることから、警察署の求めを受け実施に至った。
啓発グッズは「特殊詐欺にご注意ください」と記された除菌シートとマスクのセットで、薬剤師会に所属する薬局に100セットずつ配架されている。
日向会長は「薬局ではご高齢の方と世間話をしたり関わり合いが多い。健康面以外もできる限りのことにご協力していきたいし、地域に根差した活動を行うことに意義を感じている」と話した。
同薬剤師会ではこれまでも警察署に協力した取り組みを実施。薬局が扱っている爆発物の原材料になりうる薬品は、使用目的が不明な場合には販売しないなど、テロ対策にも貢献している。
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