今宿地域ケアプラザで毎月第2水曜日に開かれている、音楽喫茶「くつろぎカフェ」。2012年のスタート以来、カフェスタイルで音楽鑑賞を楽しむ場として近隣住民から親しまれてきたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け一時は休止に追い込まれた。昨年11月からはコーヒーなどの飲食は提供せず、人数制限を行う新たな運営方法で再開。名前も「くつろぎカフェ音楽鑑賞会」とし、自宅にこもりがちなコロナ禍こそ住民たちに元気になってもらおうと展開している。
レコードで懐メロ楽しむ
くつろぎカフェが開設された当時、地域ケアプラザの利用者は女性が圧倒的に多かった。「男性にも地域交流の場として活用してほしい」と音楽喫茶が立ち上がり、徐々に男性の姿が見られるようになった。
運営を担うのは、地元住民であるボランティア5人。回ごとに各々司会進行を務め、地域の人から譲り受けたレコードなどの中から、それぞれの回のテーマに合わせて選曲も担当している。
6月9日の「ロックの日」に開催された音楽鑑賞会では、ロック特集と題しエルビス・プレスリーやザ・ビートルズを中心に1950年代の流行曲がレコードの温かな音色で奏でられた。曲の合間には司会者が音楽の解説をしたり、流行当時を思い起こし感想を話したり、来場者に語り掛けた。参加者は感染症対策で互いに適度な距離を取り、レコードを聞きながら足でリズムをとるなどして楽しんでいた。
催しは事前申込。人気がありすぐに満員になるため、今宿地域ケアプラザ(【電話】045・392・0309)に確認を。
|
<PR>
旭区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|