旭区内で初めての試みである中学校での交通安全教室の実技指導が、7月16日に本宿中学校で実施された。
これまで中学校では交通安全講話が行われてきたが、今回同校からの要望を受け旭交通安全協会と旭警察署が協力し実技指導に取り組んだ。
この日は、実際に自動車を走らせ、ボールを取ろうと横断歩道に飛び出した人形との衝突実験をグラウンドで実施。自動車が急ブレーキをかけるも間に合わず人形と衝突すると、生徒たちは「ギャー」「こわい」と驚いたようすで声を上げた。また、警察署員の講話や同協会指導員による質疑応答、自転車の交通ルールを学ぶビデオ視聴も行い、交通安全への意識を高めていった。
旭交通安全協会の小磯守会長は「自転車で歩道走行が可能な13歳未満と異なり、中学生は車道走行をしなくてはならないなど交通ルールが変わる時期でもある。本宿中学校での実施事例が他校にも普及し、1件でも交通事故が減らせたら」と思いを話した。
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