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旭区版 公開:2021年9月9日 エリアトップへ

二俣川〜左近山 「自動運転バス」営業運行 県内初 駅接続の実証実験

社会

公開:2021年9月9日

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4月の試験走行で左近山周辺を走行した自動運転バス
4月の試験走行で左近山周辺を走行した自動運転バス

 横浜市と相鉄バス(株)=西区=、群馬大学、日本モビリティ(株)が協働で進める「路線バス自動運転プロジェクト」の一環で9月20日(祝)から24日(金)までの5日間、二俣川駅から左近山団地を結ぶ一部区間で通常営業の路線バスを増便し自動運転バスの実証実験が行われる。駅に接続する自動運転バスの営業運行は、県内で初めての試みとなる。

地域交通の課題解決へ

 このプロジェクトは、郊外部での交通ネットワークの維持や人口減少に伴う労働力不足への対応を目的に、自動運転バスによる地域交通課題の解決を目指すもの。

 2019年から事業展開し、同年9月にはズーラシア正門から里山ガーデン正門入口間の約900mを、一般利用者乗車のもと大型バスの自動運転で走行する国内初の取り組みを実施。今年4月には相鉄バス初の試みとなる公道での試験走行として、通常のバスルートである左近山第1バス停から第5バス停までの往復約2・7Kmを、左近山団地の住民らを乗せて走行した。

往復9Kmを走行

 今回は、前回の実証実験の区間を延伸した、二俣川駅南口1番乗り場から左近山第5バス停までの往復約9Kmのコースを走行。区間内にある22カ所のバス停すべてに停車する。1日3往復で、二俣川駅南口1番乗り場発は午前10時13分・午後0時1分・2時25分の3便、左近山第5発は午前11時12分・午後0時56分・3時24分の3便。乗車定員は各便先着25人となる。

 運転席には運転士が着座し異常時には手動で操作するものの、加速・操舵・制御はシステムが行う「レベル2(部分運転自動化)」で運行する。市担当者は「今後も段階的な実証実験を重ね、自動運転に対する社会受容性を図るとともに、より安全な自動運転社会を実現するべく、高い安全性と安定した操作性を追及していく。自動運転レベル4(高度運転自動化)による営業運行の早期実現を目指す」と話す。

 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の期間延長などにより、延期や中止の可能性がある。
 

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