「令和3年度全国学力・学習状況調査」の市の結果が8月31日に公表され、全国の平均正答率と比較し国語は小中学生ともに同等、算数・数学は小中学生ともに2ポイント高い状況が見られた。調査は5月末に横浜市立小学校6年生、中学校3年生を対象に実施。
小学校の国語では「目的を意識して、中心となる語や文を見付けて要約する」や「自分の主張が明確に伝わるように、文章全体の構成や展開を考える」が全国平均を上回り、「漢字を文の中で正しく使う」は低い結果となった。中学校の国語は全国の平均正答率と概ね同等の状況が見られた。
また、算数は「速さを求める除法の式と商の意味を理解している」「データを二次元の表に分類整理することができる」のポイントが高く、数学では「目的に応じて式を変形したり、その意味を読み取ったりして、事柄が成り立つ理由を説明することができる」「平行四辺形になるための条件を用いて、四角形が平行四辺形になることの理由を説明することができる」「錯角が等しくなるための、2直線の位置関係を理解している」が高い正答率となった。
児童生徒の意識調査では、新型コロナによる臨時休校中に勉強の不安を感じたかという質問に対し、「当てはまらない」「どちらかといえば当てはまらない」と回答した割合が、全国と比べ小学校は4ポイント高く、中学校は1ポイント高い数値となった。
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