神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2022年1月27日 エリアトップへ

旭区内火災件数 前年同数で少なめ推移 原因最多は「たばこ」と「放火」

社会

公開:2022年1月27日

  • LINE
  • hatena

 旭消防署(古屋明弘署長)によると、区内で昨年2021年に発生した火災件数は41件。前年から増減はなく、引き続き少なめの発生件数で推移している。主な原因の最多は「たばこ」(6件)と「放火」(同)だった。昨年の数値はすべて速報値。

 2021年の横浜市内全体の火災件数は696件。前年比72件増で、特に「電気火災」が過去最多の183件(前年比45件増)発生している。区別の発生件数の最多は中区の84件で、最少は栄区の16件だった。

 旭区内で昨年発生した火災の主な原因の最多は「たばこ」と「放火(疑いを含む)」の各6件。「放火」が前年比6件減だった一方、「たばこ」は4件増えている。そのほかの主な原因では「こんろ」4件(同1件増)、「ストーブ」2件(同増減なし)、「電気機器」2件(同2件減)だった。たばこ火災が増えていることに関し、旭消防署総務・予防課の担当者は「寝たばこをしない。灰皿に水を入れる。灰皿に吸い殻をためない。ごみ箱などに吸い殻を直接捨てないことが重要」と話した上、「こんろ火災は、調理中にその場を離れない。こんろ周りを整理整頓し、燃えやすい物を置かない。グリル内をこまめに手入れし、油かすなどをためないように」と注意を促している。また、住宅用火災警報器設置の義務化から10年が経過しているが、未だに未設置の住宅がある現状に対し「住宅用火災警報器は、火災が広がる一歩手前の熱や煙を感知して警報音で周囲に知らせ、火災の早期発見に有効な機器です。設置の有無で火災の被害に大きな差がでますので、設置や古くなった機器の交換をしましょう」と同課担当者は話す。

救急件数は600件増

 昨年の救急出場件数は、横浜市・旭区内ともに前年から増加している。市内では20万4427件(同9788件増)、区内は1万3660件(同607件増)だった。出場種別では、市・区内とも「急病」が全体の約7割。1日あたりの出場件数は、市内で560件(同28件増)、区内では37・4件(同1・7件増)だった。

 同課担当者は「救出場件数の増加は、新型コロナウイルス感染症による影響ではない」としつつ、「けがに伴う救急搬送が増えています。部屋を明るくする、普段から整理整頓を心掛けるなど、転倒防止に努めましょう。また、降雪時に足を滑らせ転倒する事案が多発しました。路面が凍結している際は足元に十分注意してください」と話した。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook