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旭区版 公開:2022年4月14日 エリアトップへ

市民防災センター 水圧再現装置を導入 水害の怖さを体感

社会

公開:2022年4月14日

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水圧がかかった扉の開放に挑戦する職員
水圧がかかった扉の開放に挑戦する職員

 防災・減災教育の場として地震や火災、風水害への備えを学べる横浜市民防災センター=神奈川区=では、水害時の水圧の威力などを体感できる訓練装置を4月から導入した。近年激甚化する水害へ、訓練を通して「逃げ遅れゼロ」を目指したい考えだ。

 新たに取り入れた装置では、水圧がかかった状態での扉の開閉と水流を発生させた水の中での歩行が体験できる。

 浸水時に扉を開ける際、外側の水深が50cmでは100kgほどの水圧が扉にかかるといい、成人男性でも開放するのが困難になるという。同装置では深さ60cmまで水をためることが可能で、扉を開放する重さを実感できる。

 水の中の歩行は、水深30cmほどの水に水流を発生させ、水流に逆らった方向と沿った方向に歩き、抵抗の大きさや歩行の不自由さを知ることができる。

 これらの内容で所要時間は30分ほど。体験時には胴長を着用し、5人から30人までの参加で、1週間前までに事前予約が必要となる。

VRも自由に視聴

 VR(仮想現実)での災害体験を自由にできる体験コーナーも新設。火災や地震、水害の疑似体験映像を専用のゴーグルを着けて視聴することができる。

 担当者は「新しい体験装置を通して、早期避難の大切さをより多くの人に伝えられれば」と話していた。

 問い合わせは同センター【電話】045・312・0119。

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