よこはま動物園ズーラシア=上白根町1175の1=を含む横浜市内にある3動物園では、ウクライナの動物園を支援するための募金箱を設置。5月8日までに総額98万6276円が集まった。
同園では正門に近くの地図の前に設置し、55万2374円の募金があった。来園者の中には何度も足を運び、募金をする人もいたという。
村田浩一園長は「現在のウクライナの動物園では餌がなくなり、動物が餓死してしまったり、銃撃にあったりしているはず。放ってはいられない状況」と語る。募金箱の設置前から国内ではウクライナの動物を支援したいという声が上がっており、園長自身のSNSアカウントにもコメントが多く届いていた。
今回の企画は、横浜市とウクライナ・オデーサ市が姉妹都市関係であるため、3月末から実施された。集まった募金は、ヨーロッパ動物園・水族館協会(EAZA)に寄付し、現地の動物園の生き物たちやそこで働くスタッフの支援などに使われる。
「国境や政治関係なく、動物たちをどうにか助けたいという思いを一般の方に共感してもらえ、本当に嬉しく、ありがたい」と話した。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>