本村神明社(旭区本村町)で5月18日、西南戦争以降の戦争に従軍して亡くなった、二俣川出身の250人ほどを慰霊する顕彰祭が行われ、地域の代表者など20人ほどが参加した=写真。
同神社内にある「二俣川出身の戦没将士二百五十余柱」を祀る慰霊塔は、戦没者の遺族会である「葉桜会」の有志が建立、管理してきた。しかし会員の高齢化が進み、のちに解散。2007年からは同神社が管理を引き継ぎ、09年から顕彰祭を開催している。
神社でも祭の担い手の高齢化や人手不足が課題となっているとのこと。氏子会の二宮一男会長は「顕彰祭を通して、若い人が戦争に参加しないように伝えていかなくてはならない。これからも存続させていきたい」と語った。
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