瀬谷区版 掲載号:2011年4月21日号
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阿久和北部地区で活動する定年退職後の男性ボランティア団体「おやじの広場」の世話人 吉野 久さん 阿久和東在住 71歳

地域には、仲間がいる

 ○…「長屋門公園の囲炉裏を囲んでビールを飲みながら、地域のことを話しませんか?」―一枚のチラシがきっかけで、地域の”おやじ”たちが集まった。ボランティア団体「おやじの広場」の出発点が、5年前のこの催しだ。「定年退職後の男性に地域で活動してもらいたい」という地区社会福祉協議会の思いと、自治会活動をしていた吉野さんが冗談まじりに発した「地域の喫茶室でビールが飲めたらなぁ」という一言から生まれた企画だった。「男性は地域のことを何も知らない。地域との交流の場としてボランティア活動をしよう」と、活動が始まった。

 ○…会には多種多様な職歴の人が集まり、特技を生かして長屋門公園の備品整備や修繕、地区行事の運営などに携わっている。「技術がなくても手伝いながら覚えられる。体を動かすからお酒も美味しく飲めるしね。気兼ねなく楽しめる仲間」と誇らしげだ。「『人のために』なんて気負わない。大きいことをしようと思わなくて良い。自分のために―それが地域のためになる」。会のモットーだ。

 ○…自身とこの地に縁ができたのは18年前。たまたま通りかかった長屋門公園に、少年時代の懐かしい風景を見た。「萱葺(かやぶ)き屋根や緑豊かな自然。定年後にここを散歩したいと思った」と、翌年に旭区から引っ越し居を構えた。今では夢だった散歩は愛犬との日課になっている。「会社員時代は近所の人とあいさつもしなかった」というが、今では「ちょっとした立ち話ができる人が近くにいる、それが一番いい」と微笑む。

 ○…「おやじの広場が男性の地域参加の火付け役になっていきたい。同時に、子どもたちに自然や物、仲間を大事にすることを伝えたい」と話す。自治会の見守り合い活動でも会として一翼を担う。おやじの広場も地域の人も、一つの仲間。「人間は多くの人と出会うほど幅が広がる」。出会った仲間との時間を愛おしむように語った。
 

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