瀬谷区役所で5月28日、瀬谷区体育指導委員の救急救命講習会が行われた。同委員40人が参加し、ビデオ講習や瀬谷消防署の職員による講義を通して、救命救急について知識を深めた。
講習会では、熱中症をテーマに、スポーツ活動中の熱中症予防法や、熱中症の救急処置、環境温度に応じた運動指針などについて学んだ。
講習ではほかに、人形を使って心肺蘇生法やAED機器の実技講習を実施。数人ずつに分かれて消防職員の指導のもと、声を出しながら一人ひとり体験した。参加した指導委員の一人は「AEDはアナウンスが流れるので不安はないが、心臓マッサージは力が必要。救急隊が来るまで続けなければならないので体力的に大変だと思った」と話した。
同委員連絡協議会の兼田治彦会長は「地域のさまざまなイベントに携わっている立場として、救急の知識や技術は当然身に付けなければいけない。そうした役割を担っている自覚を持って、地域にその知識を広めながら活動していきたい」と話した。
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