瀬谷区版 掲載号:2011年7月21日号
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本郷第四自治会の「アートふれあい展」の実行委員長を務める 大根田 之彦さん 本郷在住 72歳

陰で働くリーダーシップ

 ○…「私が出る幕じゃないんですけどね」。苦笑いから話が始まった。公園の花壇の手入れやゴミ拾い、夏休みのラジオ体操の指導、小学生へのアサガオの種の寄付など「日常の延長でできることをやるのが楽しみ」と地道に地域活動を続ける。「以前は町内の人とあいさつすらしなかった」という中で始めた自治会活動。楽しめるようになったきっかけは「会長を任され、一仕事終えられたこと」だった。

 ○…約7年前、本郷第四自治会長時代。国有地にあった自治会館の立ち退きを迫られ、付近の公園内に再建することに。「自分でもよくできたなぁと思う」と淡々と語るが、苦節3年、意見収集や寄付集めなど地域を駆け回った。やりがいや地域の人々のことが分かってきた頃、会長を退任。「何も知らない自分でも活動を楽しめた。他の人にも体感してほしい」と後任に譲り、「自治会のイメージを変え気楽に参加できる雰囲気にできたら」。今は相談役として側面から地域を支える。

 ○…「今の姿からは想像できないでしょうけどね」。細身な体格と冷静な語り口とは裏腹に、幼少期は「近所から苦情が来るほどのガキ大将だった」と笑う。勤めていた頃は、休日は家を出て、趣味のスキーに飛び回るアウトドア派だった。48歳で病気にかかり、生活が一変。「最初は悔しさもありましたけどね。今は身の丈に合った生活だと思っています」と穏やかな表情。「後悔やマイナスのことより、常にプラスの部分を生かすことを考えます」。原動力は前向きな気持ちだ。

 ○…自治会館で年2回「アートふれあい展」を開き、住民の作品を展示する。「隣の住人同士が、町内でお互いの作品を見合う。こんなに贅沢な展覧会はないですよね」。自身は写真を出展。撮っては「やっぱりセンスないなぁ…」と落胆し、試行錯誤を繰り返す。地域とつくった自治会館。「雨曝しは許されない。地域の文化のメッカにしたい」。熱い思いを秘め、カメラを握る。
 

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