ヤングリーグ所属の少年野球チーム「横浜ヤング侍」が、8月7日(日)から開催される全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)に出場する。リーグの枠を越え全国の強豪が熱戦を繰り広げる同大会。侍は東京ドームでの決勝戦、頂点を目指し、試合に挑む。
「一つ目標を達成できました」。真摯に練習に打ち込む主将・藤澤浩太君が笑顔を見せた。同大会はいわば「中学生硬式野球の甲子園」。全国約1400チームが予選大会に参戦、各リーグから勝ち上がった代表32チームが本大会に出場する。大会に向け「今の目標は優勝」と藤澤君は気を引き締める。
ヤング侍は瀬谷区や座間市の中学生を中心に、2009年に結成。当時は1年生中心のチームながら、各大会で優勝、翌年には同リーグの全国大会に出場するなど、頭角を現し始めた。
同大会予選では、大阪ニューヤングとの接戦を制し2対0で勝利。リーグの代表として念願の出場権を獲得した。同予選でMVPを獲得した百合野剛君は「チームのモチベーションも高まっている。一点一点繋いで得点したい」と意気込む。
強みは「粘り強さ、諦めない心」と、選手やチーム関係者は持ち味を話す。練習では1日の目標を決め、声を掛け合い、集中を切らさず取り組む。練習が終わると、和気あいあいとした雰囲気に。その切り替えが、夏場の長時間のゲームで集中力を保つ秘訣のようだ。
鈴木昌範代表は「誇りを持って、良い結果を残すためにチーム一丸となって戦いたい」と話した。
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