消防署員の助言を受けながら救助訓練を行う参加者
瀬谷消防署で９月10日、子育て中の親子を対象にした「子育てパパ・ママ救急＆減災教室」が開催された。
この日は区内の子育て支援施設ひろばネストや、親子の広場まんまの利用者など約80人が参加。子どもの救急対応や地震・災害の相談、人形を使用したがれきからの救助法など３つの教室に分かれて行った。
子どもの救急対応教室では、発熱やけがで救急車を呼ぶ必要がある場合と、家庭でできる対処法などを講義。人形を使った救命処置法を実際に行った。がれきからの救助法教室では、参加者ががれきに見立てた机などをジャッキで持ち上げ、救助者を担架に乗せ安全な場所まで運んだ。
瀬谷消防署担当者は「現場にいる時に体を動かすのは難しい。日ごろから意識して反復練習しておくことが必要」とし、「今後は特に父親を対象にした訓練を行いたい」と話した。
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