消防の連携強化へ 藤沢、大和と合同訓練
多言語による訓練も
横浜市（瀬谷消防署、泉消防署、航空隊）と藤沢北消防署、大和市消防本部による三都市合同消防総合訓練が、泉区上飯田町の県営いちょう団地32号棟で９月11日に開催された。同団地住民や同団地外国人住民を中心とした防災ボランティアグループ「トライエンジェルス」、消防関係から約３００人が参加した。
高層建物で火災が発生し、多国籍の人を含む住民が避難するも、７階ベランダと屋上に各１人が逃げ遅れたことを想定した訓練は、中国、ベトナム、カンボジア、英語の各言語による避難広報や誘導、重傷者の搬送などが行われた。
はしご車による救出訓練や消防ヘリコプターによるホイスト（吊り上げ）救助訓練、救助隊員による緊急脱出訓練、消防隊による放水訓練なども実施された。
隣接する３市の連携強化や防災リーダー、地域防災力の向上を目的に行われた３市による合同訓練は、昨年も境川遊水地公園内の河川で行われている。
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