石川さんが県知事賞 ナシの品評会で
横浜市園芸協会主催の「浜ナシ持寄品評会」が9月6日、横浜市中区のマリナード地下街で開かれ、豊水や幸水103点の中から瀬谷区の石川和男さん(橋戸)が最高栄誉の県知事賞に選ばれた。
石川さんは初受賞の感想について「運がよかっただけですよ」と謙遜するが、「ここでの評価は1年間の通信簿のようなもの。受賞の連絡をいただいたときは嬉しかったですね」と笑顔を見せた。
「浜ナシ」ブランドでお馴染みの横浜市のナシは250軒ほどの農家で生産しているが、瀬谷区では生産する農家が少ない。石川さんが就農した15〜16年前は、近隣に果樹栽培の農家はなかったという。ナシは種まきから収穫まで5年が必要で、出品しながら試行錯誤を繰り返してきた。「自然相手の”なりもの”ですから、なかなか思う通りに仕上がらない」とまだまだ満足した様子はないようだ。
石川さんの豊水、幸水はすでに売切れ状態。お楽しみは来年に持ち越しということになる。
|
|
|
|
|
|