来年2012年は日米桜交流100周年――10月23日に行われた瀬谷フェスティバルの会場で、記念の植樹式が開催された。
100年前に日本からアメリカに送った桜は、横浜港から渡ったもの。瀬谷区最大のイベントである同フェスティバルは桜の名所・海軍道路に面することから、プレ・イヤー企画としてセレモニーが行われることになった。
当日は山田正人横浜市副市長と米海軍厚木航空施設司令官エリック・W・ガードナー大佐が来場。外ノ池浩志瀬谷区長、相原信行実行委員長とともに桜、ハナミズキ(米からの返礼)、アジサイ(区の花)の植樹を行った。
山田副市長は「1912年に横浜港から積み出された桜は太平洋を越え、ワシントンのポトマック川の岸に植えられています。瀬谷フェスティバルは日米桜交流100周年に大変ふさわしい場所」とあいさつ。
ガードナー司令官は「日本に赴任する前、ポトマック川の桜を愛でながら歩いたものです。これが日本からの贈り物だと知ったとき、なんて素晴らしいことだろう、両国民の心に残るに違いないと思った」と思い出を披露。来春は上瀬谷基地桜祭りの復活を計画中とのこと。
今年は米陸軍軍楽隊の演奏や、アメリカンフーズの販売も。天候が心配されたが、お出かけ日和となり、多くの来場者で賑わった。
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