瀬谷区で手作り人形を制作する「彩美会」（野澤タミエ代表）の創作人形展が、11月１日から６日まで、横浜人形の家（中区）で開催された。同会が制作するのは、桐の粉と生麩を練ったもので形成する「桐塑人形」。多くの人に楽しんでもらおうと、同施設での人形店では童話や動物たちなどを題材にした人形を制作する。
今回は「浦島太郎」をモチーフに竜宮城のきらびやかな世界や、浜辺の子どもたちの生き生きとした様子などを表現した。来場者は精巧な人形に食い入るように見入り、野澤代表に「どうやって作っているんですか」と不思議そうに質問する姿も見られた。
野澤代表は「市内全域から多くの方が来場してくれた。浦島太郎は皆さんに喜んでいただけた」と話した。
同会は区内の文化祭などでも長年作品を展示。11月19日（土）と20日（日）に開催される瀬谷センターまつりにも作品を展示する。
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